だんでぃライオン母さん。

【薬草魔女の自然養生研究所】          薬草魔女Mayaのにっき。      

お母さんだんでぃライオンは、自然界のおきてに習い、

わが子を谷底に突き落としました。

がけの中で芽を出す子供たち。

でも、芽を出さない子供たちもいる。

お母さんは、風の精霊に頼み、その子を、美しい肥沃な土地へ導いてもらいました。

その子が得意とする場所で、全員が芽を出すまで、母は、あきらめません。

お母さんは、「自然界は厳しいおきてがある。」といいます。

しかしながら人間も、そのおきてに習って、突き落として芽を出さない子は、そのままほっといていいのですか???

こうも、言います。

この子には、この環境はあわないのだと悟ったら、

ちゃんと救出して、適した場所に連れて行き、そこで生きることを教える。

もともと、戦場などなかった。

戦場にしたのは人間の欲です。

だから私たちは、「おまえはおまえなりに精一杯生きればいいのだ」と、

そう言い続けることにしています。

それが、私たち野に咲く花の務め。

「どんな時も、あなたらしく咲きなさい」と、

そう言い続けるために、

どんな場所にも咲いてみせます。

貴方が、笑える場所で生きなさい。

貴方にはその権利がある。

そう言い続ける。

厳しさの中で生きることを決めた子もいる。

優しさの中で学ぶ子もいる。

自分が出来たことを押し付けるのではなく、

その子にとっての最善の教えを。

そう、お母さんは祈り続けています。


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