第18話 月見草くんの日向ぼっこ

月見草くん

魔女「あったかーい。。。ねむーい。。。」

月見草くん「日向ぼっこだねー。」

魔女「月見草くんには日向ぼっこは欠かせないねっ」

月見草くん「うん。僕は日の光を浴びてエナジーをためて、それで夜に咲くんだ。太陽に照らされた月のように僕も照らすのが仕事」

魔女「時に明るさはまぶしすぎてきつい時がある。見えすぎて嫌になる時もある。そんなときの優しい光なんだよね」

月見草くん「人はみな思うままに望みを叶えることができる。望むことが起きるようになっている。でも環境が刷り込んだ思い込みも叶ってしまう。自分の人生を生きていない時人は苦しむ。そして隠れていたい静かにしたいと思う。そのときの光が僕。そういう人の望みが生んだんだ」

魔女「強く励まして元気にさせることも必要だけれども、静かに優しく照らして癒すことも大切だね」

月見草くん「本心に気づくまでに人は様々な感情体験をする。それはあなたの本心ではないと真正面から伝えても届かない時もある。そんな時にはただ寄り添ってその時間に付き合うんだ」

魔女「月見草くんは優しい光という希望だね。そうやって段々にエナジーを蓄えていって人は内側から輝くことができるようになる」

月見草くん「うん。休む時、動くとき、話すとき、食べるとき、どれも大切。僕は休む時の係さー」

妖精は人の望みから生まれた概念。
植物はそうやって人と言葉なき会話を通して共生している。

ふと目につく植物はあなたに何かを語り掛けている。


(ネイティブアメリカンの薬草イブニングプリムローズ)
日本では月見草と言われていますが、ピンクの花の方ではなく黄色の花を咲かせるマツヨイグサのことを指します。
悪玉コレステロールを減少させ、ホルモンバランスも整えます。
PMS・更年期など女性独特の症状や、高血圧・糖尿病など生活習慣による症状を改善します。
17世紀にイギリスに万能薬として伝わり、ヨーロッパの貴族がダイエットティーとして飲用していたようです。

(ブレンド例)
ダイエットティー イブニングプリムローズ + リコリス +紅茶
コクがありシングルでも十分においしいお茶です。