無理は人を嫌ーな人にしてゆく。

2024-05-18

羨ましいと思う気持ちは、無理しているサイン。

YouTube チャンネルにて、どの感情もあっていい「バランスが大切」という話をしました。

それに関連した、無理の度が越す(バランスを失う)と「嫌な奴になる」という話を綴ります。

羨ましいと思う時には、無理をしています。
本心でないことを無理して行っていると心荒んでいく。

世間一般に合わせること
誰かの期待の人になること

これを基準に頑張ると、必要以上に自分を演出しなくてならなくなる。
自分を思う以上に大きく見せなくてはならなくなる。
そうやって張り詰めた状態で常に過ごしていると、本心のまま生きる人を羨む気持ちが出てくる。
相手の幸福を願えなくなる。

・態度は友好的で言葉は綺麗だけど、なんだか嫌な気持ちになる(私はステルス嫌味と言ってます)
・会うとその後アンラッキーが起きる

そんな人に出会ったことがあるならば、きっとその人は無理している。
内心は羨んでいる。
実は失敗したり不幸になれば良いくらいに思っているかもしれない。
これは家族内でもあることです。

十数年前、私は本心を偽り抑圧し無理することで心身ともに尽き果てました。
その時から、自分にとってちょうど良い生き方を決心し今に至ります。
プライベートで嫌な気持ちになる人と出会う時に、あぁ枯れ果てる前、自分もこんな風だったと思い出します。

尽き果てる前は、他人がみな幸せに見え羨ましい気持ちになっていました。
自分はこんなに我慢しているのに、周りはみんなわがままだと怒ることもありました。

原因は外にはありませんでした。

自分が周囲に無理に合わせようとしてすり減ってしまっただけでした。
自分にとって心地よい生活であればそれで良いのに、みんながそうだからと無理をした。
確かに周囲からの圧力があったかもしれない。
しかし選んだのは自分だ。

嫌な人に出会う時には、昔の自分にどう関わるのかという課題だと思うようにしています。
ひどい人と一蹴するは容易いですが、

この方は無理をしているのだ

そういう「知る心」でもって理解して、「無理はさせますまい」と上手に距離を取ります。
もちろん、嫌な気持ちにさせられたことに、素直な怒りはもちつつです。
そして心の中で「心地よいを見出せますように」と祈る。

今の私は、嫌な気持ちを上手に距離持ち受け流し、かつ祈ってくれた人がいたからここにいるのだから。

羨ましい気持ちがある時こそ
マイペースに
自分の本心のままに