📝[日記]何度も言う。正解はあなたが決めるのだ。

「何百回。何千回同じ質問してくれたって全然かまわない
けれど、正解はあなたが決めるの

目標がないと立ち止まってしまうくらいなら
目標なんかなくていい
とにかく目の前にあることに

必死になって全力でやってみたことが
目標を生むのだから

考えずにただ何でもやるの」

自分の心に何度も問いながら人は何かを乗り越えていくのだし、そのままの気持ちを投げかけてくれることは信頼の証と受け取っています。

この道を志す前は、「1度聞けばわかる」と心のどこかで何度も質問することを非難する気持ちがありました。
それがメンタルの問題を抱え、物忘れの激しさや、1つのことをするのにとても勇気がいることを経験したことにより、そのおごり高ぶった心根はなくなってしまいました。

なぜ、そのような非難する気持ちが育ったかを振り返ると、幼少期の心身の弱さが影響していることにたどり着きます。
子供のころの私は、いつもいつも体がしんどくて、「いつになったらこのだるさがなくなるのだろう」と思うような状態でした。
しかし何の検査をしても「原因不明」とのことで、心の弱さや忍耐がないということに家族も私自身も結論付けるしかなく、そう思えば思うほどに心も、自分を責めることでいっぱいになっていきました。
以前から少し語っていますが、劣悪な環境も伴い、だれにも自分の気持ちを言わず、自分を責める気持ちでいっぱいの心は、人間としての成長を止め、最悪の道をたどることになります。

20歳の初めごろに、このままではいけないと心身ともに整えようとした時期があります。
しかしその時には、「自分はダメな人間だから頑張らなければ」という自分を責めるための行動でしたので、確かに働くことなど社会生活はできるようになりましたが、今度は「自分がダメな人間を責める」雰囲気を出すようになっていきました。

キチンとした自分

を保てていないとまた責められる恐怖が強がり見下す心を作りました。
この健康的ではない方法は、長く続くこともなく、うつからの躁うつへと移行していくことになります。
もっと根本から自分を育て直さねばと気づいた時には29歳になっていました。
人の気持ちがわかるのに29年もかかったのです。

29歳までは、自分を責めながら潰していた
29歳からは、自分を育てるために動き出した

今この年齢になり、ストレスフルな環境での生活と両親から受け継いだ栄養不良の延長が、子供のころの不調を起こしていたということが見えてきました。
また、そもそもの敏感さが異常なことではないことも説明できるようになりました。

現代は、何かと目指すことを、何の説明もなく要求してきます。
まるで当然のように押し付ける雰囲気は、そこら中にあります。

確かに人は何かに向かって生きている。

けれど、それを決める権利はその人にしかない。
決めるタイミングも、その人にしか権利はない。

心が弱ると、自分で決めることを恐れてしまうかもしれない。
けれど、誰かの決定にゆだね流されて生きるということは、人の云うがままに操られて生きるということであり、いざ自分の意志を出した時には、周囲にそれを受け入れてくれる人はいない可能性が高いことは覚えておいてほしいと思います。

強きに流されて自分を信じて自分を出さずにいると、いつの間にか「都合のいいように利用する人ばかり」に囲まれてしまいます。
その人たちは、過去のあなただけを見て今を見ようとしません。
過去があるから未来もダメに決まっていると決めつけた見方を押し付けてきます。

過去があるから未来もダメなはずがない。
過去は過去でしかありません。

一からやり直す腹をくくり、その環境とサヨナラすることです。
その人たちの助けは借りない、助言は聞かないと腹をくくる。

失敗も何もかも自分で経験して糧にするのだ!
責任は自分で取る!

と腹をくくる。

当面は亡霊のように「あの時の自分や他人」が元に戻そうと追いかけてきます。
今から1日5分でも自分を大切にすることを始めれば、その亡霊は消えていき、新しい考えを持ったあなたを作り出す。
そして、過去の解釈がかわり「あの時あれを経験したから今があるのだ」と言えるようになる。

(こんな感じに)


子供のころに理解されない経験をしたから、人を理解したいと思う魔女になれました。
心身の問題は、探求すればきっと答えは見つかるという粘り強さも身に着けられました。
その理解したい心根と探求心から得られた知識でもって、皆さんと出会えてています。


今無理して世間に合わせることは無い。
日々の小さなことを大切にしていくことをしてください。