第14話 ジンセン様のお茶会

丞相ジンセン

魔女「丞相のお茶会ってさ、お茶会ってさ、これ、、、お茶を作る会じゃない?」

丞相ジンセン(以下ジンセン)「魔女よ、後ほどちゃんとお茶も振る舞います。今は今を楽しんで♪」

魔女「はーい。招待されてもてなしを受けると思いきやお茶を炒るところから始まるって丞相らしいなーって思う(笑)」

ジンセン「魔女も人と同じく少しばかり時間に支配されているのですかな。言葉に思い込みという焦りを感じますね」

魔女「バレちゃいましたかー。そうなんです。今は人間とリンクしすぎてどう導いていいかわからなくなる悩める妖精ちゃんが増える時期なのです。お茶飲んで帰るだけという思い込みから、お茶を炒る作業が予想外となり驚いてしまったんだなって気付かされたよ。丞相すごいね!目の前にあることを終わらせるためにただ前に進むって前向き思考がいつの間にか焦りからの空回りに変わってた!」

ジンセン「今の人類は時間に余裕がないですからね。意味のあることだけ無駄なくに集中することがスマートと思うかもしれませんが、偏ると周りが見えなくなりコミュニケーション障害が生まれる。そうやって新たな問題で頭の中が混乱したまま結果癒しの時間を必要とすることになる」

魔女「早く片付けようとすることが目的になり、固定観念できっとこうだろうと見てしまうってことだよね。本末転倒てやつぅー。
自分時間で思い通りにコントロールする気持ちが、周囲の感覚や考えに怒りや苛ついてしまうことにもなり、そこから仲違いすることもあり得るね」

ジンセン「魔女その通りですね。いつのまにか自分は正しいとなっているかもしれないが、生き方や考え方のリズムは個々に違う。自分の時間ばかりにとらわれず、たまには他人のリズムに委ねてみるのも一興。また学びは大きいでしょう」

魔女「妖精界て人間からしたら普通じゃない。あり得ないを受け入れてみることも、自分の中の普通をぶち破ることになるね!あーやばいやばい、明日からもっと丁寧に見ていかないと!」

ジンセン「そのためにも、今は今をじっくり楽しんで参りましょう」

魔女「OK✨」

お茶はお茶を知るところから始まる。
ハーブ道から時間のゆとりは心のゆとりを学んだ魔女でした。

(明晰な思考をサポートするシベリアンジンセン)
シベリアンジンセンは、ロシアなど寒い地方にいるウコギ科の落葉低木です。
根・根茎をハーブティーとして用います。
和名はエゾウコギです。

気を養い流れを良くし、明晰な思考を促します。
さまざまな人の考えに囚われてぼんやりしたり、眠くなった時の力強いサポーターです。
気力減退から来る疲れを軽減させ、持久力を維持してくれます。

シングルでは風味が薄いためブレンドがおすすめです。

(ブレンド例)
シベリアンジンセン+カモミールジャーマン+オレンジピール+緑茶